思い出した。俺は絆が嫌いなだけであってバジリスクは嫌いではなかった。アニメは観ていないが、先日勧められたのでいつか観てみようと思う。ホントだぞ。
さすればバジリスク3を打ってみてもいいじゃないか。誰に止められているわけでもなし。
勝てば一族千年の永禄、負ければお金が無くなる。ああ怖い。
知っているのは「自力で継続させる」ことだけ。どういう仕組みで自力なのかも分からず。モンハンなのかガルパンなのか、はたまた新種の生物なのか。
初当たりわずか1,000円、強チェリーからボーナスだった。データを見るにそんなに軽くは無さそうなボーナスをいきなり引けるとはラッキークッキーげふんげふん。
もう一つ知っていたことがあった、周期抽選だ。最大何ゲームかは知らないが、打っていれば届くだろう。届かぬ天井はない。
最初のCZは仲間を集めるやつだった。正式な名前は覚えていない。あっさりと弦之介までステップアップし当たり。
ここまで特に嫌悪感はない。
ARTが始まり自力を発揮する時が来た。ここで単発を食らったら即座に嫌いになっていたかもしれないが、幸いにもそこそこ続くことができた。そこそこが何連かは想像にお任せする。
ベルを引いて倒す感じは理解したが、どうにも腑に落ちないセットがあった。何をどうやっても倒せない感があったのだ。アレは偶然なのだろうか。
とまあ、自力を謳うシステムには必ずといっていいほど付きまとうデキレ疑惑。こればっかりは完全払拭できないだろう。
さて、そんな怪しい展開を見せてくれたおかげでちょっとだけ嫌悪感が湧いてきた。だが、中身が分かれば消え去る程度の嫌悪感だろう。
通常時に戻ると試練が待っていた。レア役が引けず短縮しない、CZに当選しない、豹馬まで揃えても当たらない、そんな三重苦に襲われた。ようやく当たったバジリスクタイムが朧だったのが救いだったが内容は覚えていない。たぶん酷い結果だったのだろう。人は嫌な記憶を忘れるものだ。俺も例外なく人の子だ。おお!人の子よ!我ら妖が見えるのか!
すでに投資も2万円ほどに膨らんでいたのでこのまま引き下がると微負けする。一族千年の永禄は要らないが金は失いたくない。人は頑張ることができる。俺、まだ、がんばる。
天膳も応援してくれている。時刻は午後8時を回ったところ、最後の勝負となるだろうか。ところでこの天膳は薬師寺か?
初回セットから10人状態、しかも勝てた。恩恵はよく分かっていないが前作までと同様だと継続率(50%?)を持ったストックだろう。
と、ここで思ったことが一つある。
ストックが確定している時には違う演出にすればもう少し楽しめたのではないだろうか。やることなんて新たなストックの獲得と無双ポイントの獲得だろう?だったら戦う必要はない。少し争忍にこだわり過ぎじゃないだろうか。
さあ、遊技に戻ろう。このコインがたくさん出てきているこの状況は楽しい。自力ということで常に胃が痛いが、これはそういうシステムなので仕方がない。常備薬に胃薬を入れて今後は臨む。
途中、何度か危ない場面もあったがなんとか朧を倒すことができた。
また来世で逢おう。
勝てたから気分がいいという色眼鏡もあるが、この台言うほど悪くないじゃない。何をみんな悪いと言っているのだろうか?ネットの評価みたいなのを流し見すると‥‥
60枚で終わった‥‥。とにかくコインが増えない。PBC引いたのに単発!
などなど、お決まりの枚数に関する文句たち。
気持ちは分からなくもない。と言いたいが、俺は単発だったことが無いのでやっぱり気持ちは分からない、ごめん。そのうち単発地獄に見舞われたら皆の気持ちに近づけるかもしれない。
さて、自分が感じたことを少し書く。
ここまでにも挙げたが、勝ち抜き抽選の不透明さや、ストック保有時の争忍、この辺りに若干の不満はあるが概ね楽しい。モンハン月下もAT中は楽しいと思っているので、それと同じ気持ち。パチスロっていうよりはゲーム感覚に近い。正直ボタン3つなくても同じくらいの満足感を得ただろう。それはパチスロとしてナシって言っているようなものじゃないか!と言われたらそうかもしれない。
しかし、今回メインリールをちゃんと?した事でパチスロとしての姿勢は変わったと思う。これまでのバジリスクシリーズはリールがおざなりすぎてダメだったのだ。規制でちゃんとせざるを得なかった可能性もあるが、リールと液晶演出を合わせて楽しむ機会があるのはパチスロとして正常な姿だと思う。バジリスクもようやくたどり着いた気がする。
次に、どんな人に受け入れられて、拒否られるのかを考えてみた。
ARTの仕組み上、加算型のようにボルテージを上げて上げて楽しむシステムではなく、デッドラインを割らないように維持しながら走らせ続けるシステムだと思うので、前者の最高にハイ!ってやつだァ感を求める人には一切理解できない機械かもしれない。パチスロのMっ気が必要な気がする。
最後に通常時について。
通常時については、短縮役がちゃんと引けていれば然程ストレスも無い。もちろんスルーしまくりの大ハマりは嫌だが、それ自体は評価にあまり関係ない。文句があるとすれば前兆の長さくらい。これについては大半のパチスロ機に言えるからバジリスクの感想とは言えないかもしれない。
一つだけはっきりしている事は、機会があればまた打つ。機会というのは高設定のチャンスという事で、やっぱり無茶(設定1に特攻)はできない。設定1を打たなばならないと言われたら5.5号機を避けAT機を選ぶ。つまり逆説的に5.5号機には高設定が不可欠だと感じる。別にAT機に設定が要らないというわけではないが、みんな気持ちの中にはあると思う‥‥AT機は設定1でもなんとかなるんじゃないかという気持ち。現実はそんなに甘くないのだがね‥‥。
というわけで、特別良いとも思わなかったが世間の評価ほどバジリスク3を悪いとも思わなかった。これを普通と呼ぶのであれば、普通だ。
というわけで、特別良いとも思わなかったが世間の評価ほどバジリスク3を悪いとも思わなかった。これを普通と呼ぶのであれば、普通だ。