おいしそう。
自力解除ゾーンである「麺打ちゾーン」と「麺茹でゾーン」についてでしたね。
と、その前に。
このパチスロラーメンのストーリーを伝えておかないと感情移入できないですよね!
あらすじ
19XX年、世界は核に包まれていない。
代わりに未曾有のラーメンブームに包まれた。
当時8歳だった麺太も、例外なくラーメンの虜になった。
「将来はラーメン王になるんだ!」
それが麺太の口癖だった。
しかし10年が経つ頃、麺太はラーメンへの情熱を失っていた。
代わりに石神というラーメン王が世間を賑わせて消えていった。
そんなある日、偶然ではあったが一杯のラーメンに出会った。
いや、偶然ではなかったのかもしれない。
麺太はこれまで感じた事のない、ラーメンの宇宙へと連れて行かれる。
気がついた時、麺太は涙を流していた。
10年前に初めてラーメンを食べた時の事を思い出していたのだ。
「俺を弟子にしてくれっ!」
──麺太は再びラーメン王を目指し始めた。
2年後、麺太は行き詰まっていた。
どうしてもおやっさんのラーメンを超えられない、それどころか足元にも及ばない。
自分の力不足に苦悩し、八つ当たりする事もしばしばあった。
そんな日々を送っていたある時、おやっさんから衝撃の言葉が投げ込まれた。
「冷やし中華始めるわ」
麺太は驚いた。そしてひとしきり狼狽した後、
麺太は激怒した。必ず、おやっさんの暴挙を止めなければと決意した。麺太には冷やし中華が分からぬ。
「おやっさん!なんでっ!なんで冷やし中華なんだよ!止めてくれよっ!」
しかし、おやっさんが退くことはなかった。
「冷やし中華を止めさせたいなら、力ずくで来いっ!ふっ、今のお前がワシに勝てるとは思わんがな」
「必ず強くなっておやっさんを倒しに戻ってくるからな!」
──こうして麺太は修行の旅に出た。