本当はパトレイバーのドヤ記事でも書こうと思っていたんですが、トータルイクリプスの初打ちが終わったので先に書きます。

収支はプラスでした事を有権者の皆様にお伝えしたい。いきなり天井行くんじゃないかとそわそわしている最中、まさかの初ARTがフリーズというビックリ展開、えっと94%継続ですね。見事に50セットオーバーで快勝ということで稼働の話終わり。





トータルイクリプスって?

トータルイクリプスの正式名称は「マブラヴ オルタネイティヴ トータル・イクリプス」といいます。
マブラヴ オルタネイティヴというゲームが存在していて、そのスピンオフがトータル・イクリプスというわけです。気になる方はGoogleで詳しく調べていただければと思います。

トータルイクリプス自体はゲーム・文庫・アニメで展開されています。アニメの制作がサテライト(SANKYO子会社)なので、必然的にSANKYOからパチスロが出たわけです。
悪名高いSANKYOといえど、打たずにスルーできるほど興味のないコンテンツじゃなかったんですね。
誤解が無いように補足しますが、俺はマクロスフロンティア2が好きなんでSANKYOを頭から全否定はしません。 

さぁパチスロの話。 

まず最初に気が付いたのが人気の無さ。開店後30分は一人ぼっちでした。
それもそのはずで、導入から5日経つのにまともにプラスになった記録がない。これが設定1のチカラなのか、別のナニカなのかは分かりませんが、とにかくひどい。2万枚は軽く吸い込んでいる。
そんな状態の機械に突っ込んでいく俺もおかしいですが、前述の通り避けては通れぬ運命でした。



避けては通れぬ運命だろうがなんだろうが人事は尽くせる。まずは小冊子でフローのお勉強です。
小冊子を手に取って目に入ってきたのが「生存確率は94%─。」、これはARTの最高継続率を示しており「ループ=生存」とする、ある種納得の出来るコピーです。しかし、原作の世界観とは真逆です。BETA(敵)相手にそんなに生き残れません。

オルタネイティヴの世界には「死の8分」という言葉があり、初陣の衛士(パイロット)が戦場で生きていられる平均時間が8分なのです。そんな中で生存確率94%とか言われましても……というのが最初の印象でした。そう、その印象は初打ちで覆りました。「死の8分」はキチンと表現されていたのです。

ARTのゲームフローをざっくり説明します。
ARTに当選すると「ATTACK on BETA(以後AoB)」が始まります。これが何かというと継続率を決めるゾーンです。
正確には当選時に決まっているので告知がメインとも言えますが、ここでレア役など引くとランクアップしたりします。
AoBが終了すると「RED SHIFT TIME(以後RST)」に突入します。これは30G固定のST型ARTです。ここで「ボーナス」または「電磁投射砲(レールガン)CHANCE(以後RC)」を引けば次回また残30GでRSTに戻ります。
このST継続レベルが最低の場合、46%〜61%ほどの継続率になります。スタート時は大体レベルが低いのでこの辺りが基本の継続率です。


つまり初当たり(初陣)は8分持たない。

なるほど、よく考えられている。さすがSANKYOの優秀な企画部ですね。
我々はBETAに喰われる衛士だった。


そんなことあるわけ無いですね。いくら何でもこじつけが過ぎました。
でも8分持たないARTなのは事実です。レベル1じゃいいとこ2連です。
さらにART初当たりが重めなのがより印象を厳しくしています。

MAXまで行けば94%と、かなりの高継続率になります。そのギャップが射幸性なのでしょうが、少しピーキーにしすぎた感じはあります。もっとライトスペックの方が広く受け入れられたでしょう。

何故そう思うか。

STという性質を生かすにはある程度の継続が必要だと考えます。期待度46%のSTなんて最初から期待する人の方が少ないです。
STという仕組みが持つ「まだ〇ゲーム残っている」というスリリングさが最初から奪われている状況で楽しめという方が無理がある。せめてSTゲーム数と最低レベルの確率分母は同じにするべきだったんじゃないかと思う。 

入口が狭く、通路も狭い」そんなところに誰も近づかんよ。


唐突にアステカと比べてみよう。

アステカ自体も微妙だ。目新しさがどうにもない。かといって初代アステカ感もない。 総じて普通。だが決して悪いと言っているわけではない。

そんなアステカとの比較だが、アステカはマイルドで普通のシステム。
かたやトータルイクリプスはとてもピーキーであまり見かけないSTシステム。
アステカの方が一般受けしやすそうで、トータルイクリプスの方が記憶に残る。
総評としては、どちらも一歩及ばずといった所だろう。

アステカは既存の枠に収まりすぎたし、トータルイクリプスは調整を間違えた。
中には常に新しさを求めるユーザーもいる。だから完全に道を間違えたとは思わない。ST型を選択したその姿勢は評価できる。

トータルイクリプスとアステカ、今後も継続的に打つとしたら?と聞かれたらアステカと答える。
機械が手に入るとしたら?と聞かれたらトータルイクリプスだろう。 

だがどちらも長続きする気はしない。


では、どうなるとトータルイクリプスは楽しいのか。

言わずもがな、レベル3のARTに突入させる事だ。80%の継続期待度があれば十分STシステムを味わえる事だろう。
そこまで上がるとST特有のヒリヒリ感が出てくる。そのヒリヒリがART中を作業にしない。これは最大の特徴であると思う。 
是非とも94%のARTを体験してほしい、そしてプレッシャーに打ち勝ってほしい。


作業でもいい、ゆとりが欲しい、そういうタイプのユーザーはアステカを打ちましょう。
しかし、トータルイクリプスの持つ作業感の解消、これは現代パチスロにおいて重要だと思う。
どちらも一度体験した上で5月のメイン機種を決めて欲しい。

どちらも嫌だ。それもいい。エンドユーザーはワガママなのだから。
なにせSANKYOの持つ演出のダメさは健在なのだから……。

俺自身がもう一度打つかどうか悩ましいところではありますが、今週の出玉グラフを見て検討します。

とにかく設定1だけは、他機種に比べても打ってはいけない。 




次回、パチスロ南極物語。

やっぱり未定、でもパトレイバー濃厚

お楽しみに


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